ごあいさつ

 

若いころは目標も自信もなく、人前で話したりするのも苦手で、どちらかと言えばマイナス思考で過ごしてきました。そんな私が結婚、出産を経て仕事復帰。現代のママ世代と同様に、家事と子育てと仕事の両立をしながら朝早くから夜遅くまでの忙しい日々が当たり前のようなルーティンワークになってきました。自分なりに優先順位を考えながら(仕事が優先になっていましたが…)走り続けた40代。

そんな後半に差しかかった時、子供がらみの役員活動、自治会、職場の人間関係、家族の病気などいっぺんに多忙な日常が覆いかぶさり、気力で何とか乗り切って来ましたが、年齢には勝てず、体調を崩していた時、立ち寄ったのが地元のデパートのアロマ雑貨ショップでした。 

特にこの香りというのはなくて、香りを使った癒し空間がこんなにも落ち着くのか…という感覚を今でも覚えています。きっと心身ともに疲れていたんだと思います。時間があればお店に通うようになり、その時募集していた「アロマフレグランスコンテスト」にアロマの何も知らない私が応募して、若いころのように自信なく作っていたら、「大丈夫ですよ!」とお店の店長に励まされ、精油の持つ役割や効能を教えてもらい初めて自分の香水が完成しました。その香水がショップ内での人気投票で1位となりました。(まさにこれがビギナーズラック!)多忙を極めていた身体の不調もアロマによって忘れ去られ、このことをきっかけにアロマの勉強をはじめました。

その後は「癒し」に関係する、メディカルハーブや手作り石けん、手作りコスメなどを学び、精力的に製作し、地元で講習したり、販売したり活動をするようになりました。

それでも仕事中心にウエイトを置いていたので、限られた中での創作活動でした。そんな中、親の病気が発覚し、一家で親の元に移り、介護の日々が始まりました。仕事を辞めたストレスで閉塞感の中での生活が続き、「これではアカン!」とアロマや石けんの勉強を再開したのでした。

ある程度の年齢を過ぎてからの勉強というのは本当に大変でした。おまけに二世帯の家事や介護、さらに家族の入院も加わって、自分が倒れてしまうかと思うほどでした。学生時代の勉強は大嫌いでしたが、好きなことの勉強はつらくても力が出せることがわかりました。

今では地元の公共施設でアロマテラピー講座をさせていただき、多くの方に参加していただいています。また自宅でもアロマだけでなく、石けん教室も始めています。

女性としての人生経験も(結婚、出産、子育て、仕事復帰、介護など)生かし、「女性あるあるトーク」も楽しんでいただけます。

長々と私のアロマとの出会いを語ってきましたが、こういったアロマやハーブなどの癒しのアイテムに触れることでストレスで疲れていたり、頑張っているのにつらい思いをしている人たちのために「香りを使ったストレスケア」によって心の中が楽になり、作る楽しみ、達成感、新しい発見をすることで生き生きと生まれ変われるお手伝いがしたい。私自身がそうだったように。

人生100年時代と言われる世の中。アロマ、ハーブなどのナチュラルライフを嗅覚と身体が続くまで伝えて行くのが今の私にできることです。この教室がストレス社会、人間関係に悩みながらも頑張る女性に寄り添う場所になればと思っています。

日日香  清水陽子  

 

 

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター

AEAJ認定アロマブレンドデザイナー

AEAJ認定アロマハンドセラピスト

JAMHA認定ハーバルセラピスト

JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

生活の木ハンドメイドギルド認定ハンドメイドソープインストラクター

yuica認定日本産精油インタープリター

タッセルメイキング Passementerie Japon(APJ)認定講師

メンタルケア学術学会認定 メンタルケアカウンセラー

    

 アロマトリートメントサロン準備中……

 

2009年生活の木フレグランスコンテスト ショップ賞受賞(松坂屋高槻店)

発見!アロマ&ハーブEXPO2018 クラフトコンテストファイナリスト(作品名 水引香袋)

 

2018年1月より長岡京市中央公民館にて市民企画講座開催。

アロマクラフト製作やハンド、ヘッドマッサージ実習講座に多数ご参加いただきました。講座の様子が京都新聞に掲載されました。(20181220日洛西版)

~受講者の声

ハンドマッサージが気持ちよく、自分でもやってみたくなりました。

初めて自分で作ることができたので嬉しいです。

ハンドマッサージを家族や職場で生かせそう。

 他の受講者との交流。

トリートメント効果、やり方が理解できました。

ハンドマッサージを学び、入院中の親にしてあげられます。   などなど。